よく使うフィルイン ワンバス編1

こんちゃーす、りょうちゃんです。
今日は私がよく使うフィルインをいくつか紹介します。
と言っても自分の本バンドやサポート、お仕事でやる曲のジャンルは全てバラバラで、「色んなのジャンルに対応した」フィルインに焦点を当てて書いていこうと思います。
(多分)明日から使えます。

早速やっていきましょう。

Ex.1
最初はこれ。
ポイントは最後の3連スネアです。
ややこしく書いてありますけど、ただのスネア(L)とフロア(R)でのフラムです。
間に1つスネアが入ってますけど、テンポ的に入れることができるなら積極的に入れます。
右に重ねシンバルやスプラッシュがあるならフロア(L)とエフェクト(R)でも面白いかもしれません。
冗長なバースの繋ぎや、歌モノのサビのフィニッシュで活躍するフレーズだと個人的に思ってます。


Ex.2
このフレーズもかなり使います。
ファンク系やバラードの壮大なテーマ中に入れるとgoodなフレーズです。
ポイントは真ん中の2回目HHはオープンのまま放置することです。
ツータカタカ ツッツータカタカトコ
って感じですね。
馴染むと楽しいですが、HHのオープン/クローズは思ってる以上に目立つので多用は禁物です。


Ex.3
これはもう私の手グセみたいなもんです。
ミドルテンポでちょいハネ気味のときのアクセントとしてはピカイチで好きなフレーズです。
もちろん16ビートのときでもさらっとぶっこんでテクニカルさを出すのもアリですね。

内約は、
RllrrL | RllRll | rrLRll | RllrrL | R
です。
慣れてきたらこればっかりやりたくなると思うので、そのときは気の済むまでしばらくやっててください。

ちなみにかなり汎用性が高いので、
RllRll | rrLRll | RllrrL | rrLRll | R
とか、
RllrrL | RllrrL | RllRll | rrLrrL | R
みたいな組み合わせ次第で曲調やフレーズに合わせて使えます。
あとスネアだけで行うのも乙ですが、右手のアクセントをバス+シンバルや全部フロアタムでいってもソロとかに使えます。
とっても優れモノですね。


Ex.4
これは特殊なのであまり多用はしないですが3ステージ中1回はどこかに絶対入れてます。
これは3+3+3+3+4で進行していくもので、それまでのパターンからそのままぬるっと突入していくのがポイントです。
慣れてきたら4の場所を違うところに入れるというマゾいこともたまにやります。
3+4+3+3+3
3+3+3+4+3
が結構ストレッチパワー溜まる系です。
ちなみに最後が3のとき、足が3打になるのでテンポとフレーズに注意です。
次の小節から頭打ちならかなりgoodですね。


Ex5-1
これはフィルインというかパターンなので若干本線から外れてしまうんですが、間にバスを挟むタムワークで思い出したのでチラッと紹介。
ケツのフィルはともかくとして、ドラマーなら絶対1回はやったことあるし「あぁコレコレ、わかるわ...」ってなるフレーズが下なんですが、

Ex5-2
Ex.5-1のほうが圧倒的にメタリックで重さが出ますし、どことなくスマートです。
アメリカのメタルコアとか聴いてるとEx.5-2よりEx.5-1のほうが多い気がします。気がするだけ。
それでもEx.5-2も実際使いますが、あまり好んで使わないって程度です。
そもそもフレーズを変えずに右手と左手をハットとスネアの3点に直すとただのゴースト入りロックビートですからね、馴染みやすいのは確かです。
それだけなら高校生の軽音部な感じがします。

まぁ最も、曲調やジャンルによって使い分けますし適所ですね。
ポップな曲調のCメロとかでEx.5-1使ってドヤってもボーカルから白い目で見られる可能性大ですし、メタルな曲調のBメロとかでEx.5-2使っても垢抜けない感じがしてアレです。


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どうでしたでしょうか??
使えそうなやつはありましたか??

私はドラムをし始めて2年目でツーバスの練習をし始めてしまったせいか、5年目のある日ワンバスでの引き出しの無さに絶望したときがありました。
これ多分メタルドラマーあるあるですよね。

まぁ一つ言えることは、

ツーバスの練習は置いといてパラディドルディドルやっといたらなんか上手そうに見える


です。

以上。

あ、言い忘れてましたが、ワンバス編2〜、ツーバス編と続きます。
お楽しみに。

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感触と匂いと鼓動の音と、あとエモさ